南井三鷹の文藝✖︎上等

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情報✖︎上等

このブログができた経緯と南井三鷹がどんな人かをお知らせします

僕はAmazonというサイトで主にブックレビューを書いてきました。
いいものはいい、ダメなものはダメと、自分の心に素直に商品の評価をしてきたのですが、
ダメな本であることを立証された著者やその仲間から嫌がらせを受けることも少なからずありました。
レビューの数も増えてアーカイブ用に自分のブログを立ち上げたりしたのですが、批判された著者(研究者)の中には逆恨みをする人物がいました。
彼らはネット上で僕の悪口を書く一方で、僕の批判言論を平気で弾圧しました。
結局、彼らのAmazonへの中傷行為によって僕のレビューは一瞬にして全部削除されてしまいました。
(一応トップ1000レビュアーとかいうやつだったのに、ずいぶんな扱いだと思いました)


それから再スタートを切るかたちでこのブログを立ち上げました。
反響があった思想と俳句のジャンルを中心として、書評やその枠をこえた批評、論考などを載せていきたいと思っています。


ちなみに書いても書いても疑う人がいるのですが、僕は俳句の実作をしませんし、結社にも入っていません。
(短歌や詩についても同様です)
僕は純粋読者として、その界隈のしがらみとは縁の薄いところから執筆を行なっています。


僕は「ポストモダン嫌い」とか言われたりしますが、正しくは、ポストモダンに乗っかって自己肯定のナルシシズムを高める現代日本人のあり方が嫌いなのです。
また、知の商業主義への接近には否定的な立場ですので、このブログで1円すら収入を得ようとは思っていません。


【付録】南井三鷹用語集

〈俗流フランス現代思想〉
バルト、デリダ、ラカン、ドゥルーズ=ガタリなどのフランス現代思想の日本的受容。フランス思想を援用して、本来は自己批判であるべき思想を、西洋近代だけを批判して日本の帝国主義を免罪する自己肯定=ナルシシズムへとすり替える。ポストモダン思想と呼ばれているものの正体。そこに思想的内実はなく、サブカルや商業と結びついて自己享楽を蔓延させる幼児的思想。

〈内実に対するニヒリズム〉
真実や事態の本質を尊重せずに、便宜的な都合を優先して事足れりとするあり方のこと。反論が表面化しなければ嘘も真実となる、という日本型全体主義の精神。

〈対面的でフェアな関係からの逃避〉
同等の条件で対面的にコミュニケーションをするのを嫌い、あくまでも自らが相手より一段優位な立場に立つことにこだわる態度のこと。「メタに立つ」という表現も同義。コミュニケーションにおいては相手が知るべき情報を隠蔽するようになる。夏目漱石『こころ』で先生がKを自殺に追いやった手口。簡単に言えば封建制における家長のあり方。

〈流通の全体主義〉
実質的な価値に乏しくても、広く流通してしまえば権威として通用するため、実質を無視してとにかく流通を拡大することばかりに執心する経済衰退期のイデオロギーのこと。

〈日本安楽主義〉
不快をもよおす原因となるものを視界から一掃しようとする、世界の安楽化(ディズニーランド的な幼児化)を強要するイデオロギーのこと。

〈遠隔的同一視〉
一定距離から離れて見ることで、微細な差異もしくは内的な差異を含む異なるものの輪郭をぼやかして、同一のものと認知させる方法のこと。

〈領域拡大ゲーム〉
外部にあるものを自らのシステム内に取り込んで、自己の領域を拡大していこうとする、資本主義システムと相同的な運動のこと。

〈非日常の無限ループ〉
退屈な日常生活を忘れられるような心の躍るイベントや、日常で傷ついた心の「癒し」となる甘美な物語などの「非日常」を繰り返すことで、貧しい現実を豊かなファンタジーへと置き換えようとする終わりなき試みのこと。