- 2024/01/05
- Category : 南井三鷹の【評論】
「資本教」についての覚書
価値とは交換であり、力とは数である
社会主義体制が崩壊した1990年代以降、資本主義が世界を支配しています。
それが唯一絶対の地位を得たことで、人々は消費資本主義がイデオロギーであると意識しなくなりました。
社会の評価基準を手中に収めた資本主義は、
現代の犯すべからざる神とまで言える段階に達しています。
もはや資本主義をイデオロギーだと主張するだけで、神が作った世界の安定を乱す「迷惑な人」と見なされてしまうのではないでしょうか。
Tweet