- 2021/12/03
- Category : 南井三鷹の【評論】
なぜ日本でポストモダンは「保守」になったのか【後編】
「去勢」された自慰的動物
これまで丁寧に見てきたように、「ポストモダン思想」は、消費行為に依存するオタクを、「思想色」で美化する役割を果たしました。
もはや現代思想は、実態を美しく加工するための「外見修正アプリ」の一種でしかなくなったのです。
そこには思想的な「意味」の正確さも内実も存在していません。
ただ後ろ暗いものを隠蔽するための「粉飾」があるだけです。
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